こんにちは。毎日をもっと良くするライフデザイナーKIRINSAN(@nasnirik)です。
ダイエットしてる人は毎日食事管理して、運動もして、体重計でいろんな値をチェックして。。みんなすごく頑張ってます。私もダイエットした時は毎日野菜しか食べなかったりして、かなり頑張りました。
だけどその反面どんだけ食べても太らない人がいる。そういう人はどんな体の仕組みをしているのでしょうか。
実は腸内にはヤセ菌とデブ菌なる菌たちがいることがわかったのです。この菌によって太りやすい、ヤセやすいが左右される。
ヤセ菌を増やす食事をして自然痩せする効果を実感してみましょう。
不労所得ならぬ、不労ダイエットができる体にすることで世の中の女の人たちはもっともっと綺麗になれるんじゃないかなぁと思っています。
目次
太らない身体、不老ダイエットをする
ダイエットでよく言われるのは痩せやすくなるように筋肉をつけること。でも運動をやめたらまた太りやすい身体になってしまう。
食べても食べても太らない人はもう遺伝子とか細胞とか根本の体の作りが違うから痩せやすいんだな、、羨ましい。。といつも思っていました。
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すると参考になりそうな本がありました。その本には食べても太らない人と太ってしまう人の差は腸内環境にあるとのこと。腸内にはヤセ菌とデブ菌がいることが最近の研究で分かったのです。
その時に読んだのが藤田鉱一郎さんの本でした。
ヤセたければ、腸内「デブ菌」を減らしなさい!
藤田さんは免疫学者で寄生虫学、感染免疫学、熱帯医学をメインで研究されています。その中で腸内環境が身体に与える影響にいち早く注目して研究。その研究のさなか自分のお腹のなかにサナダ虫を飼ってしまうというすごい人なのです。w
藤田さんの著書で『ヤセたければ、腸内「デブ菌」を減らしなさい!~週間で腸が変わる最強ダイエットフード』という本があり、これはまさしく私が求めていたものなのでは。。?と思い読み始めました。
そこで得た情報を元にわたしなりに色々調べ実践したのでご紹介しようと思います。
腸内環境の構成図
まず腸内にいる菌は大きく
- 善玉菌
- 悪玉菌
- 日和見菌
この3つに分けられます。
そして日和見菌を2つに分けるのがヤセ菌とデブ菌です。
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数的には善玉菌、悪玉菌<日和見菌(ヤセ菌、デブ菌)という勢力分布です。
日和見菌は優柔不断な性格なので善玉菌と悪玉菌のどちらか優勢な方に加担する性質があります。
そしてヤセ菌は善玉菌が多いと増え、デブ菌は悪玉菌が多いと増える性質も持っています。図にするとこんな感じ。これが大きく腸内環境を俯瞰したイメージです。
ヤセ菌とデブ菌

Photo by Dan Gold on Unsplash
どうしてヤセ菌は人を痩せさせて、デブ菌は太らせるのかメカニズムを覚えましょう。
デブ菌とは
デブ菌は人間が誕生してから何度も被害にあった飢餓の影響で人に増えた菌です。なので少しの栄養から大量のエネルギーを生み出すチカラがあります。
そして糖質や脂質など高カロリーな食べ物を好みます。これらも飢餓の時代にはあまり手に入らない物でした。なので糖質や脂質をどんどん摂取して貯めておこうと思ってしまう思考が染み付いてしまっています。
なので深夜にラーメンの画像などを見ると強烈に食べたくなりますよね。それは昔の人が飢えを経験した上での思考回路なのです。
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ヤセ菌とは
ヤセ菌は全く逆で高食物繊維、低脂質を好みます。そしてヤセ菌があると痩せやすくなる理由の1つにエサとして摂取した食物繊維を分解して短鎖脂肪酸を出すところにあります。この短鎖脂肪酸はとても身体に良い効能がありますので後ほど記述します。
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短鎖脂肪酸の効能
腸内でヤセ菌から短鎖脂肪酸ができると以下の様なたくさんの良い事が起きます。
悪玉菌を押さえて退治する殺菌作用
短鎖脂肪酸は腸内を酸性にする特性があります。デブ菌の根源となる悪玉菌はアルカリ性を好み酸性を嫌う特性があるので悪玉菌の増殖を防ぐ効果があります。それにより善玉菌が増えより多くヤセ菌を作れる良いスパイラルを生みます。
便秘を改善する
悪玉菌が減る事により善玉菌が増えるので便通もよくなります。
そして短鎖脂肪酸は大腸が動くエネルギーになります。なので腸の動きを活発にするので蠕動運動が盛んになり便秘が改善するのです。その他にも大腸の血流や細胞を増やしたり粘膜分泌を盛んにする効果もあります。
脂肪の蓄積を抑制
脂肪についてはインスリンが関係してきます。
短鎖脂肪酸がふえるとインスリンによる脂肪貯蔵を抑制してくれます。また肝臓のコレステロールの合成も押さえますので身体全体で脂肪の元になるものが減るのです。
まさにこれがヤセ菌を多く増やす事で太りにくくなるメカニズムです。運動も大事だけどまずは本当に根本的な栄養のコントロールをしている腸をメンテナンスする事でストレスフリーの自然な状況で痩せる事ができます。
その他にも美肌効果がある、免疫の向上、ミネラルの吸収促進、糖尿病の改善、大腸がんの抑制など短鎖脂肪酸の効果は測りきれません。
これを見るとどれだけ食べても太らない、という人はヤセ菌が多く短鎖脂肪酸が発生しやすい身体である事が推測できますね。たしかに私の周りにいる食べても太らない人は一日3回便通があるとか、肌がキレイな人が多いです。
ヤセ菌を増やすと短鎖脂肪酸が増える。
短鎖脂肪酸は便通を改善して根本的に脂肪をたまりにくくする作用がある。
またほかにも美肌効果、免疫力の向上など体にいい効果がたくさんある。
ヤセ菌を増やすには

Photo by Gábor Juhász on Unsplash
ヤセ菌がもたらす短鎖脂肪酸の効果について色々と述べましたが実際にどうすればヤセ菌が増えるのでしょうか?
これは私が色々試行錯誤してみたものです。短鎖脂肪酸自体をとれるサプリもあるのですがそれでは自分の力で短鎖脂肪酸を作り出す力が無いのでそのサプリを飲まなくなってしまってからはまた同じように太りやすい体質になってしまいます。
なので自分の力でヤセ菌を増やして短鎖脂肪酸の恩恵を受ける方法を考えてみました。
様々な菌を採る
まずは基本中の基本ヨーグルトを初めとする菌をとることです。ですがここがポイントでできるだけ植物性の乳酸菌を摂りましょう。「乳」製品は日本人の身体には合わないので逆に腸内環境を乱してしまう可能性があります。
前回の記事にも書きましたのでお時間ある方は一読してみてください。

私が具体的に実践しているのは
豆乳ヨーグルト
牛乳でできたヨーグルトは食べません。理由はずーっと続けていたのに効果がなかったのと、先ほど載せた記事にも書きましたが、牛乳の怖さを知ったからです。
豆乳ヨーグルトはクセがありますがプルーンやはちみつなどと食べると美味しいですし食物繊維、オリゴ糖もとれますよ。
ラブレ
これも植物性乳酸菌が豊富ですね。そのほかにはキムチも乳酸菌でできています。キムチ鍋などはたくさん乳酸菌がとれるのでオススメです。
納豆
納豆は乳酸菌ではない土壌菌という日和見菌に属する菌が豊富です。土壌菌についてはこの記事で詳しく書いています。

お酢をとる
お酢にも悪玉菌の過剰繁殖を防ぎ、大腸の蠕動運動を促進する効果があります。なので菌と一緒にお酢を摂ることでより整腸作用が期待できるのです。
1日に大さじ1くらいのお酢を摂ることがおすすめです。私は納豆をよく食べるので酢納豆にしてお豆腐にかけて食べてます。
お酢には肝臓から分泌される酵素の働きを高め脂肪の吸収を抑えたり、内臓脂肪の燃焼を促進する働きも持っています。
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食物繊維を摂る
菌のエサになるのが食物繊維です。ですが食物繊維ってなかなか現代の食べ物だと取れないんですよね。。でもそんな中で簡単に沢山採れる食品を見つけました。
それがキノコ類です!
前に秩父に行った時に帰りに居酒屋に寄ったのですがその時に出されたのがキノコ汁。色んな種類のキノコがぱんぱんに入っていて、なんだこれ?!と思いながら食べました。そうしたら次の日スッキリ。調べたら食物繊維が豊富なんですね。
舞茸、エリンギ、エノキダケ、しめじ、なめこあたりを買ってきて適当にカットしてお味噌汁にいれるだけ。ヤセ菌の餌になる食物繊維も沢山取れますし、キノコ自体も菌からできてるのでお腹にとても良いです。
藤田先生の本にもキノコを沢山食べることは推奨されていました。
食物繊維についてはこちらの記事でも詳しく書いています。

ヤセ菌が増えれば高カロリー、高糖質なものを食べてもいい?
高カロリーや高糖質なものは悪玉菌(デブ菌)の元となるのでできるだけ控えた方がよいです。それでもどうしてもラーメン食べたいとかドーナツ食べたいと思うときはありますよね。
そういうときは思い切って食べちゃいましょう。ですがそのあとちゃんと腸のメンテナンスをする物を食べてください。
このダイエット方法のいいとろこは少しくらい食べちゃっても大丈夫なところだと思っています。ちゃんと菌活さえしていれば腸でメンテナンスしてくれるから大丈夫なのです。
でも高カロリー高糖質の物を食べてる時にデブ菌にエサをあげているなぁという認識は忘れないようにしてくださいね。
忙しい人には
それでも忙しい人はなかなか料理ができなかったりしますよね。
無理してストレスを感じてしまうのも腸には良くないので少しだけサプリに頼りましょう。私もなかなか自炊ができないときはサプリを試していました。その時に大事だと思ったのが
- 食物繊維のサプリ
- 善玉菌のサプリ
- 日和見菌のサプリ
この3つのサプリを併用することです。
食物繊維のサプリのおすすめがサンファイバー。
食物繊維の王者とも言われているグアーガムの食物繊維です。
善玉菌のサプリのおすすめはビフィーナS。
ビフィーナSについてはこちらの記事で詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

日和見菌サプリのおすすめはマメビオ。
マメビオについても記事をまとめています。

これら全体のサプリで腸活をする方法についてはこちらの記事で詳しく書いていますので合わせてご覧ください。

ファスティングをして腸内リセットする
ファスティングはダイエット効果も絶大ですが、腸内リセットにも適しています。
ファスティングをすることでいったん栄養素が供給されなくなった腸内は菌が減るのですがその時善玉菌やヤセ菌の好物だけ摂取してあげるとうまくリセットできます。
そのヤセ菌の好物だけとるのに酵素ドリンクが適役なのですが、酵素ドリンク も世の中沢山出回っていて逆に体に悪いものもあります。
特にファスティングをしているカラカラの内臓にとっては酵素ドリンクだけが栄養の源になるので吸収率も良くなります。なので悪い栄養素を摂らないようにより自然な方法で作られた酵素ドリンクでファスティングすることをお勧めします。
私が使っているのは優光泉 という酵素ドリンクで、年の瀬に3日間のファスティングをしました。
その時もこの記事にまとめましたのでよかったら一読ください。

まとめ
- ヤセ菌を増やすと栄養素をコントロールして太りにくくしてくれる
- ヤセ菌を増やすには食物繊維といろいろな菌をとることが大事
- ファスティングをすると腸内の勢力がリセットされるのでおすすめ
KIRINSAN
わたしも生まれてからこれまでずっと便秘気味で困っていましたが牛乳でできたヨーグルトをやめてなるべく菌の力でできている食べ物を選ぶようになってから便秘が治りました。そして治ると体重も痩せ方向に。
菌活をするとダイエットにもなるしお通じもよくなるし肌も綺麗になる。そして心も。腸はほんとに体の中枢ですね。今回はヤセ菌とデブ菌の話でした。
ではでは。
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